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ツミナガラ...と彼女は謂ふ

1 :スメラギ : 03/07/16 22:27 ID:???
煌々と月明かり
雪の降る、それはそれは美しき桜でありまシタ

「真ッ赤ナ鏡ト唇交渉」

うれし夜 おかし夜 36.7度の波打ち際
白昼夢に摘んだお花などいかが?

みなさま あれ ごらんあれ
クスッ...クチビルむにゅむにゅと
空にはたくさんの足→交換しましょう
瞼閉じて耳塞ぐ
(転がる赤い玉)

ひゅうるり ひゅうるり ひゅうるりと
愛しい背中 やっとツカマエタ

ゆらり ひらり 舞う桜を
紅代わりにして 契りましょう

ホラ....白い顔に残した 逆さま配列
忘れぬよう、鉛で瞼開いて...泣いた

降り出し止まぬ雪照らす 灯籠の緋は貴方
貴方の非 消せど 耳鳴り止まぬ

赤く桜咲く 風に舞う
螺旋の糸もつれ合い、帰路を無くした

「ららら ららら ららら るるる
召しませ 逆さママ 籠メや..」

...一ツ...二ツ...三ツ...四ツ積ンデハ貴方ノ為ニ...


2 :名無しさん@PHP : 03/07/17 01:38 ID:???
ここはポエム板ですか?


3 : : 03/07/17 21:36 ID:???
http://www.alfheim.jp/


4 : : 03/07/17 21:47 ID:???
http://www2.wbs.ne.jp/~go-to/prx/
GOOGLE検索は神ですね。


5 :  : 03/07/17 22:33 ID:???
http://www.apc.7777.net/file/bbs2ch/subbbs.txt
2chスクリプトここにあったのね。


6 :名無しさん@PHP : 03/07/18 00:07 ID:???
>>2
YES YES YES


7 :TOBA◆mO7oAj6lds : 03/07/19 15:33 ID:???
http://2ch.nekoruri.jp/cvsweb.cgi/bbs/


8 :名無しさん@PHP : 03/10/31 17:28 ID:???
minasamaaregoranare


9 :名無しさん : 03/11/01 10:01 ID:???
モノクロキネマの廃工場から流れる煙がこの子を包む


10 :名無しさん@PHP : 03/11/02 15:30 ID:???
待てども待てども帰るはずのない貴方を待つ私はひとり・・ひとり・・・


11 :名無しさん@PHP : 03/11/02 21:55 ID:???
>>1の文章のソースって何ですか?

それとも1さんの自作詩…?!


12 :名無しさん@PHP : 03/11/04 00:50 ID:Am.B3PJM
この曲聴いてみたい


13 :名無しさん@PHP : 03/11/04 12:42 ID:???
>>12
トラマニやれ


14 :名無しさん@PHP : 03/11/04 17:07 ID:2GaWPRjA
>>11
ぐぐった
http://www.google.com/search?q=%96Y%82%EA%82%CA%82%E6%82%A4%81A%89%94%82%C5%E1%D9%8AJ%82%A2%82%C4...%8B%83%82%A2%82%BD&ie=Shift_JIS&hl=ja&lr=


15 :名無しさん@PHP : 03/11/05 17:13 ID:???
検索したら一番に出てくるじゃないの!w


16 : : 03/11/05 17:19 ID:???
[秘密其ノ一]

それらは概ねハネツキアタマのアノ子の帰りを待つ わたくしどもが
デタラメに吹く口笛を薄くのばして作った風車でありますゆえ・・
マァ、虚飾は最上級とでも申しますか・・あはは、うふふ。
くるくるクルクルくるクル来る来る繰る繰るくるりん
廻る風車
嗚呼、マタ帰ッテキタ。
「おかえりなさい」

[秘密其ノニ]

尾のない赤い目をした子犬が彼に問う。
(そうそう、これも「お月サマが照らしてくれた秘密」なのですが、)
「それは羽かしらん?」と。
ほうき星に導かれてここまで来たんだと・・・。
くぅるりまわる風車は折れた。

[アノ子何処ノ子]

人肌恋しい恐れのお山で僕は産声をあげました。
カタカタ・風と風車、調律はお好みで。
母様は音の無い人で泣けども泣けども
爪かじり飛びまわっていた。
「帰依」だとおっしゃっていた。

「残月にお祈り」
「寄らば大樹の陰だね!」

「そう(笑)。誰よりもずっと、優しくされたいのでしょう?」

ラ〜ララ〜と貴方は言う。舌を回しながら。
千の目が恐くて
泣きながら月にお祈りした。


17 :  : 03/11/05 17:19 ID:???
[秘密其ノ一]

それらは概ねハネツキアタマのアノ子の帰りを待つ わたくしどもが
デタラメに吹く口笛を薄くのばして作った風車でありますゆえ・・
マァ、虚飾は最上級とでも申しますか・・あはは、うふふ。
くるくるクルクルくるクル来る来る繰る繰るくるりん
廻る風車
嗚呼、マタ帰ッテキタ。
「おかえりなさい」

[秘密其ノニ]

尾のない赤い目をした子犬が彼に問う。
(そうそう、これも「お月サマが照らしてくれた秘密」なのですが、)
「それは羽かしらん?」と。
ほうき星に導かれてここまで来たんだと・・・。
くぅるりまわる風車は折れた。

[アノ子何処ノ子]

人肌恋しい恐れのお山で僕は産声をあげました。
カタカタ・風と風車、調律はお好みで。
母様は音の無い人で泣けども泣けども
爪かじり飛びまわっていた。
「帰依」だとおっしゃっていた。

「残月にお祈り」
「寄らば大樹の陰だね!」

「そう(笑)。誰よりもずっと、優しくされたいのでしょう?」

ラ〜ララ〜と貴方は言う。舌を回しながら。
千の目が恐くて
泣きながら月にお祈りした。


18 :  : 03/11/05 17:20 ID:???
〜青より白濁 白より蒼い天上の月光を以て初めて
鮮明に浮かび上がる千の羽を頭に縫い付けた結果〜

地よりも低い空へと昇りましょう。
『君が』

「綺麗ナー。」と、母は見てくれた。
ひらひら ひらひら 千枚羽
相も変わらず唄を歌う。でも音がないね、母様。
震える銀の波
祈り・願いの代償=ズルリと頭から伸びていく
母は笑っていた。
「月へと伸びていく母を追いかけて泣き叫ぶ僕のうしろで
ハネは静かに・・ただ静かに・・ゆれていた」

ああ・・風車はカラカラと音をたてて流れていく・・・
流れていく・・・。
微笑みだけを残して。

赤い空の窓に消えていく母を呼ぶ。
唄を歌った 喉がかれるほど。

幼き歌声をのせた 月の雫は
降り注ぐ光のおびに溶けて星になる。

つよくねぇ・・そう高く背伸びしたよ お月サマ
空へと落ちていく

「アラマア、お帰りなさい。」

ハネハハエマシタ?


19 :名無しさん@PHP : 03/11/11 20:04 ID:???
「あの高さはどれ程でしょう?」
と貴方は言っていた

幼いころ
お月さまの下でキラキラの満ち欠け辿って遊んだ

遺らずの片時雨
紫陽花と琥珀色した月は汀で踊る
それぞれを讃えながら

一つ棘に触れるたび 消えていく
ひとつもこぼさぬよう
てのひらですくってためた月はなくなっていた

さよなら
白面に照らされた
指先にとまる 番の蝶
キラキラと光る雪は
貴方のような気がして 息が出来なくなった

指に絡む蜘蛛の糸
私・・・私の顔が無い・・・

のぼっていく 消えていく しゃぼん玉
壊さぬように 大切に大切にしてたのに

私はここにいるよ ねぇ 神様
湖面の波紋にのり ゆれながら・・・

綺麗に飾った蝶はガラス玉
いつからだろう
何も無い私
蝶が飛べたのは
いつもいつも
貴方がいてくれたから

さよなら
物言わぬ者たちよ
きっとずっとそうなのでしょう
キラキラと光る月は ああ 雪色の蝶に溶け 涙になった


20 :名無しさん@PHP : 03/11/11 20:08 ID:???
この子の七つのお祝いに/あさき


貴方の遺影のぼんぼり粛然 灯火に点して暗夜に育つ
死と子と交錯雨音に知るや されども散り敷く涙も枯れた

あれから幾年 貴方が残した小さな幸せ噛み締めながら
夜な夜なこの子の為にと 子守の唄を口ずさむ 夜も徹し

モノクロキネマの廃工場から流れる煙がこの子を包む
(右手 左手 足 首 鼓動) 
(再び この子を 抱きしめた)
(助けて 助けて 助けて 助けて)
狐ノ序列ハ這イズリ回ッテ 幻惑シイシイコノ子ヲ掴ンダ 無くさぬように
(逃げて 逃げて 逃げて 逃げて) (嗚呼) 
(嗚呼…この子だけは…なくさぬように…)

この耳鼻目口髪の毛一本誰にもやらぬ
隠してしまおうこの子が七つになるまで
貴方のコイノボリが空に昇って行くまでお願い・・

嗚呼 この子が大きくなれば貴方の代わりになるのでしょう
瞳が哀しい程貴方に似ていた 空を泳ぐコイノボリだけが知っていた
(嗚呼…この子だけは…なくさぬように…)


21 :名無しさん@PHP : 03/11/11 20:08 ID:???
流れていく弔い灯は風を凪ぎ
空へ消えた

貴方がたてた
赤色の鯉ノボリが空を泳ぐたび
涙霞 途切れる糸

外灯に群がる霧雨は無始礦却
水面に乗せて ひとひら ふたひら
わたし あなた わたし あなた・・・途切れた色

あの人が好きだったボンボリに赤い灯をともしつづけ
お化粧をする

笑いかたも忘れた・・・さよなら

待てども待てども帰るはずのない貴方を待つ私は
ひとり・・・ひとり・・・

二度と会えぬと思っていた貴方のぬくもりは
私の中で生きていました
触れることのない泡沫 貴方はああ・・・知らないでしょうけど

そう・・・幸せの終わりに小さな花が咲いていたとして・・・
私にとってそれが この子 でした


22 :名無しさん@PHP : 03/11/12 23:11 ID:???
>>1    ツミナガラ...と彼女は謂ふ
>>17-18 蛹
>>19   月光蝶
>>21   幸せを謳う詩
>>20   この子の七つのお祝いに


23 :名無しさん@PHP : 03/11/14 19:40 ID:???
そのうち、××幕府などという古人のパクりサイトを設立。
低脳さではさすがである。荒らし界に入ってくるが、最初は
みんな無視やあしらい。先輩の厨房に掲示板を荒らされてしまう。

しかし、粘着房はそんなことではメゲない。また、恩などというものもない。
レンタル掲示板討伐とか理解不能行為を行ったりして、そのうち潰れる。

存在意義がないうち、勘違いしちゃって、CGI弄りに興味を持つ。
キモいだけである。

_つづく_


24 :名無しさん@PHP : 03/12/04 19:18 ID:Ijs2TEh.
・蛹
・ツミナガラ…と彼女は謂ふ
・月光蝶
・花の歌
・幸せを謳う歌
・この子の七つのお祝いに
・Agnus Dei


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